お天気流行語今昔!
ウェザーOneポイント!です。明日、穏やかに晴れて朝冷えます。明後日は前線通過で午前中、雨。
ユーキャン新語・流行語大賞に気象用語がノミネートされました。「線状降水帯」です。言葉の通り線状に現れる降水帯を指します。これは7月の九州北部豪雨からです。大きな被害となりました。
なるべくならば、気象用語は流行しないで欲しいです。大災害があった証ですから。過去、トップテンに入った気象用語をまとめました。
2012年の「爆弾低気圧」と2008年の「ゲリラ豪雨」はウェザーニューズ社が受賞しています。局地豪雨が頻発しました。ウェザーさんは「ゲリラ雷雨」って言ってましたけど・・・。
2007年に「猛暑日」という用語を気象庁が採用しました。多治見と熊谷で最高気温40.9℃を観測したのもこの年です。2013年に高知の四万十市で41℃が観測されるまで日本一高い値でした。
1990年の「気象観測史上はじめての・・・」は台風が6個上陸するなど、気象キャスターが頻繁に使いました。これも2004年に台風が10個上陸して記録更新されています。受賞対象は全国各局のお天気キャスターでした。私はこの年、まだ二十歳でお天気キャスターをしていませんし、気象予報士の制度自体もありませんでした。
ではまた明日!