名古屋名物のアノ饅頭が、いま流行りのお菓子に大変身し、行列ができるほどの人気となっています。

 名古屋の人にはおなじみ、青柳総本家の「カエルまんじゅう」。これが今人気の「マリトッツォ」に大変身…その名も「ケロトッツォ」です。

客:
「きょう初めてです。面白いなと思って買いに来ました」

別の客:
「知人から聞いて『ケロトッツォ』っていう新商品がでてすごい売れていて、いつもすごい行列だよと」

 ブームのきっかけは…。

青柳総本家の担当者:
「SNSにアレンジレシピとしてあげたところ、お客様から『商品化してほしい』という声を多数いただき、商品化しました」

 6月に公式ツイッターで自社商品のアレンジレシピのひとつとして紹介すると、「かわいい!」「これは食べたい!」などと反響があったため、急遽、商品化し7月下旬から販売しています。

青柳総本家の担当者:
「この短いスパンで開発するということが弊社でなかったというところと、冷蔵の商品も今まで販売がない形態だったので、ものすごく大変でした」

 中は、こし餡の間に生クリームとクリームチーズをミックスしたオリジナルクリームが詰まっています。レモン果汁をプラスして甘すぎない味わいに仕上げたことで、女性だけでなく男性からも好評だそうです。

 お盆期間中は行列が店の外まで続き、開店からわずか40分ほどで完売してしまったそうです。

青柳総本家の担当者:
「お菓子が好きな方はもちろんなんですが、疲れている時や少し落ち込んでいる時に、ケロトッツォを見て笑顔になっていただけたらと思います」

「ケロトッツォ」は9月下旬までの期間限定販売です。