東京五輪の全メダルで採用…家電リサイクルで出来た『都市鉱山メダル』発祥の地として愛知・大府市に記念碑
家電をリサイクルして作られた、いわゆる「都市鉱山メダル」。その発祥の地として、愛知県大府市に記念碑が建てられました。
大府市役所で開かれた式典には、市の広報大使でオリンピックで3つの金メダルを獲得した吉田沙保里さんらが出席しました。
都市鉱山メダルとは、使用済みの小型家電に含まれる金属をリサイクルしたメダルで、大府市が大会組織委員会に提案し、東京オリンピックで全てのメダルおよそ5000個に採用されました。
記念碑には、大府市にゆかりある東京オリンピック・レスリングで金メダルを取った川井姉妹や向田選手などのプレートが飾られています。
都市鉱山メダルの製作に携わった大府市のリサイクル会社の社長は、「パリオリンピックでも都市鉱山メダル運動が続いてほしい」と話していました。