現在、セ・リーグでチームの得点数、ホームラン数、打率と最下位を独走する中日。

 一方で、防御率は1位。投手陣の頑張りが目立つだけに打撃陣の奮起を期待したいところである。

 そんな中、楽しみな選手がファームにいる。石垣雅海、プロ5年目の22歳だ。ファームでここ1ヶ月で打率.319、ホームラン4本、打点10とアピールを続けている。

 去年9月には1軍でプロ初ホームランを放つなど若手期待の1人だ。残念ながら今年はまだ1軍出場はないが、いつ呼ばれても準備は整っている。

 本人は「今は状態は悪くない。いい時と悪い時の波がはっきりしているので、その波をなくすことを意識している。1軍に上がる機会があれば、与えられた出番で結果を残すのみ。全力プレーとホームランを打っている姿を大勢のファンに見せられるように引き続き頑張っていきたい」とコメント。

 得点力に悩むチームに石垣の一発が必ず勢いをもたらすはずだ。