生活の困りごとに幅広く対応する街の“便利屋さん”「ベンリー」では、2月下旬頃になると、『ひな人形の設置』の依頼が相次ぎます。2月24日は、名古屋市守山区の老人ホームへの設置依頼がありました。

 2月24日の依頼は、守山区の老人ホーム「あっとほーむ まるくる」への設置です。ひな人形は、施設の職員が「処分に困っていた」という友人から譲り受けたもので、設置される2階のリビングで利用者が完成を見守ります。

 ひな人形設置の依頼は、ベンリーの千種区の店舗だけで毎年5件程度です。今回は写真だけを頼りに組み立てるため、通常より1人増やし3人がかりで設置します。

 慎重に作業を進めておよそ2時間、豪華7段のひな飾りが完成。施設の利用者にお披露目されると、拍手と歓声が上がりました。

利用者:
「こんなに素晴らしいのを見せていただいて、うれしいです」

別の利用者:
「娘が2人おりまして、私がいつも飾っていたものですから、懐かしいなと思いました」

 そして、利用者たちは「うれしいひなまつり」も歌いました。

あっとほーむ まるくるの担当者:
「表情見た通り、懐かしいという感じとすごいという、まるで少女に戻ったかのような表情を見せてくださいました」

ベンリーの大川眞也さん:
「『よかった』『きれい』『すごいゴージャス』とかいろんな話をいただいたので、やってよかったなとすごく感じる時でした」

【動画で見る】豪華7段飾りを約2時間で…街の便利屋さんにこの時期依頼が相次ぐ『ひな人形の設置』高齢者施設で歓声上がる