
新アリーナ建設をめぐる対立が続く愛知県豊橋市で3月12日、補正予算案が可決されました。球場の移設費用については、推進派の主張を受け、市長側が譲歩しています。
豊橋市議会は12日に開かれた3月議会本会議で、市が提出した補正予算案を可決しました。
補正予算案は当初、長坂尚登市長が新アリーナ建設に伴い計画された豊橋球場の移設を見送るとして、2024年度に計上していた土地の取得費用を減額する内容でした。
しかし、新アリーナ推進の自民党会派の市議が、「球場移設は中止された訳ではない」として減額の撤回を求めたため、長坂市長は予算案修正に応じ、新年度の球場の整備費用として繰り越しもできる形に譲歩しました。
【動画で見る】市長側が譲歩し修正…豊橋市議会で補正予算案可決 新アリーナ建設に伴い計画された球場の整備も可能な形に