
南海トラフ巨大地震などによる停電に備え、2025年3月24日、中部電力などと第四管区海上保安本部が協定を結びました。
中部電力と子会社の中電パワーグリッドは第四管区海上保安本部と、南海トラフ巨大地震などの大規模な災害発生時に停電への対応で協力する協定を結びました。
巡視艇などで離島や道路が分断されたエリアに中電の人員や資材を運ぶほか、中電が海保の活動に必要な電力や土地を提供します。
第四管区海上保安本部は2017年9月、台風18号の影響で三重県鳥羽市の答志島で大規模な停電が起きた時に中電の作業員をボートで運んでいて、中電の林欣吾社長は「平時から共同で訓練をして災害に備えたい」と話しました。
【動画で見る】「助からない命は諦めないと…」 災害医療を大きく変えた阪神・淡路大震災 命を守るため“究極の選択”も 最前線の記録映像が語る“教訓”