全国各地で大規模な山火事の発生が相次ぐ中、岐阜県飛騨市で4月13日、山火事に対応する消火訓練が行われました。

 訓練は飛騨市古川町の山で火災が発生した想定で行われ、地元の消防団と消防の職員あわせておよそ40人が参加しました。

 山のふもとの川からポンプで水をくみ上げてホースを使って火災現場の近くまで運び、ジェットシューターと呼ばれる水のうを背負って放水する手順を確認していました。

 乾燥しやすいこの時期は、野焼きなどで山火事の発生が増える傾向にあり、飛騨市消防本部は、なるべく野焼きを控えることや、行う場合は初期消火ができる準備を整えるよう呼び掛けています。