モーニング文化が根付く東海地方では、時代に逆行しているかのような信じられないコスパのお値打ちモーニングがあります。

岐阜県坂祝町(さかほぎちょう)の「大連亭(だいれんてい)」は、約3杯分の中国茶と全7品の「中華モーニング」がをワンコインで食べることができる中華料理店です。

■営業は少し遅めの10時から…小さな町の人気中華料理店「大連亭」

 岐阜県坂祝町の「大連亭」。

【動画で見る】客も驚くボリューム…中国茶と全7品でワンコインの破格すぎる“中華モーニング” 実現できる理由は仕入れにあり

揚げ鶏やピーマンが入った定番の酢豚に…。

大ぶりの身が入ったピリ辛のエビチリ。

ネギたっぷりのチャーハンなど、食欲をそそる本格的な中華料理のお店です。

中国・大連出身のオーナー、宋玲さんが腕を振るいます。

オープンは午前10時と、少し遅めのスタートですが、開店と同時に早速お客さんが来店しました。ほぼ毎日来る常連さんもいるほどファンが多いお店です。

■開店30分で満席…味も量も料金も満足な「中華モーニング」

 モーニングを注文すると、まず出てくるのが現地から仕入れた花を使った中国茶です。パッションフルーツ、ハイビスカス、ジャスミン、バラ入りの緑茶と4種類から選ぶことができ、およそコップ3杯分と量もたっぷりです。

このドリンクにボリューム満点の中華がセットになっています。メニューは日替わりで、この日は昆布の中華サラダに…。

ニンジンとゴマ油の和えもの。

そして中国で親しまれているローストピーナッツ。

モチモチ食感の、揚げたさつまいも餅に…。

自家製の中華風おかゆ。

朝の時間帯に合わせて辛さ控えめにした麻婆豆腐。

蒸したての飲茶3点セットは、ミニサイズとはいえジューシーで本格的です。

値段は3杯分の中国茶に全7品の中華が付いて、驚きのワンコイン500円です。

この物価高の時代に破格と言っても過言ではない驚きの“中華モーニング”を求めて、開店30分で、お店は満員になりました。

大連亭のオーナー 宋玲さん:
「駐車場も満車で、3台くらい並んでます」

客:
「おいしい」

別の客:
「500円でこの量を食べられるので安いと思います」

また別の客:
「もっとお金取ってもいいよね」

価格だけでなく、味も大満足の“コスパ抜群”モーニングです。

このモーニングは、昼や夜も1日中注文することができます。オーナーの宋さんは、他のメニューを注文してもらうきっかけにもなればと、1日中提供していて、モーニングに宣伝の役割も持たせていました。

■“破格モーニング”のための特別な工夫

 しかし物価高のいま、“破格のモーニング”をどうやって成立させているのか、宋さんに聞くと、仕入れの方法を工夫していることがわかりました。

野菜をネットオークションで、農家から直接買っているといいます。スーパーに出せない規格外のものを安く大量に買うことで、仕入れ値を抑えていました。

宋さん:
「ネットで仕入れしたジャガイモとかサツマイモ、ニンジンとタマネギですね。例えばこのジャガイモは北海道から送って来ました。ニンジンはちょっと小さいのでスーパーで出せないから安くて仕入れました」

そして母国の中国からも材料を仕入れています。

宋さん:
「乾燥した野菜とかお茶とかは全部中国から仕入れます。あと私の友達はよく中国に出張する。そうすると運送料金も安くなる」

お茶などは、本場から質のいいものを独自のルートで格安に仕入れることができるということです。

2025年2月20日放送