祭人魂
更新日:2019.11.13 14:51
放送日:11月16日(土)11:25~
カテゴリー:情報・教養
いにしえから「祭り」が盛んな日本。祭りには、その土地の歴史と、そこに住む人びとの息吹があり、魂が込められています。人々の生活に寄り添い、時に大きな力を与える祭りに魂を込める人を番組では「祭人」と呼びます。この番組は、そんな祭人が祭りに懸ける「想い=魂」を紹介する番組です。大きな体に真赤な顔の伝説の生き物“猩々(しょうじょう)”。触れられると、「徳」と「福」を授かると言われており、東海地方の様々な祭りに登場する。その赤い色には魔除けや無病息災の意味がある。特に色濃く残っているのが、名古屋市緑区・南区・豊明市を中心とした30以上の地区。これらの地区の祭りには欠かせない存在となっているが、実は、猩々がこれほど多く登場するのは、全国的に珍しい。逃げる子ども達を追いかけ回し、お尻や頭を叩く猩々。未来を担う子ども達に皆の願いが込められる。今週は、猩々がなぜこの地方に根付いたのか、その歴史や文化、人々の思いに迫る。