【これまでの物語】第8週 7月20日(月)~7月24日(金)

ふりかえり動画

 「ひとつだけ、お聞きしたいことがあるんです」律(高杉真宙)の問いに、隆(和田聰宏)は真也(河井青葉)との出会いと別れ、そして律と路加(山口祐輝)の誕生について、全てを語る。真実を知った律には、怒りと悲しみがないまぜになって押し寄せてきて…。
 一方、真也のもとには隆の妻・志穂(小野真弓)が来ていた。路加の姿を見られてしまう真也。あわててドアを閉め、話なら店でしようと言うが…。
 その夜、早川家の夕食は豚肉のピーマン炒め。調(前田旺志郎)がなかなか克服出来ないピーマン嫌いの話で、食卓は賑やかに。その中で一人、笑顔になりきれない律に気付いた恭子(富田靖子)は、洗い物をしながら律の心のドアを優しくノックする。
 翌日、律が真也のマンションを訪ねると、路加が一人でお腹を抱え、うずくまっていた。すぐに病院に運ぶと、そのまま入院に。駆け付けた真也は路加の異変に気付かなかった自分を責める。それは律も同じで…。
 「みんな被害者で、みんな加害者よ」律は、自分や周りで起きていることについて、環(岩田さゆり)からそう指摘される。そうだとしたら誰のことも責められないと言うことなのか、それとも…と、律は隆の建築事務所で実の父親を見ながら複雑な思いに駆られる。
 真也は隆に対して、路加を引き取って欲しいと申し出る。志穂の想いを知った真也は、彼女になら路加を託せると考えたのだった。
 律は調からアイデアをもらい、自分の誕生日パーティーに路加と真也にも参加して欲しいと伝える。意外にも、真也は参加すると即答。ずっと離れていた産みの親が誕生日を祝いに来てくれる…。ただただ嬉しい律だったが、まさか自分の知らないところで路加をどうするかの話が進んでいたとは、気づくはずもなく…。

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