久々のブログ更新になりました。
今年もスポーツ実況に、スポーツ取材、そしてフィールドキャスターに・・・・
暴走しないように、猪突猛進しようと思います。
本年もよろしくお願い致します。
さて、タイトルの「初滑り」の話です。
決して、いつものように私がコメントで滑った訳ではありません。
ニュースONEの企画で、ショートトラックの取材に行ってきました!
21日の放送でもお話ししましたが、
私はショートトラックに青春の全てを注ぎ込んでおりました。
小学4年の頃から25歳まで...
つまり、ここまでの人生の半分以上は氷上でした。
いま、この地方に、ショートトラック界期待の逸材がいます。
愛知県出身、中京大学所属の
吉永一貴選手。
去年の平昌オリンピックは高校3年生ながら代表に選出、
日の丸を背負いました。
しかし、メダル獲得という目標は達成できず、
3年後の北京冬季オリンピックに向けて
再スタートをきっています。
1月12日・13日に、国内最高峰の大会
「全日本選手権」がありました。
会場は、長野県南牧(みなみまき)村にある、
帝産スケートトレーニングセンター。
近くには、JRの国内最高地点の駅
「野辺山駅」があります。
私も小学生からお世話になった思い出ののリンクです。
隣には宿泊施設があり、
学生時代には毎年ここで年を越していました。
ちなみに、会場では、私の恩師にも会いました!
柏原幹史(みきひと)コーチ。
今も東京で選手の指導をしています。
今シーズンの国内チャンピオンが決まる大会。
吉永選手は、五輪代表選考も兼ねた前回大会も優勝しており、
連覇がかかっていました。
結果は、初日の1500mと500mが優勝、
2日目の1000mと3000mが2位とまとめ、
見事、連覇を成し遂げました。
放送ではお伝えできませんでしたが、
今シーズン、吉永選手がさらに強くなった秘密は...
夏に、スケートの本場・オランダで
武者修行をしていたのです。
しかも、Aチーム、つまりオリンピックメダリストや
トップスケーターがいる中で練習をして
レベルアップをはかりました。
技術的なことを言うと、
コーナー入り口の入りが、よりスムーズになり、
出口でもスピードが落ちなくなっています。
さらに、体幹も強化され、
少しの接触ではびくともしません。
3年後のリベンジにむけ・・・
今まさに世界で戦っています。
25日(金)~27日(日)で世界ジュニア大会に出場。
1500mで6位に入賞しました。
このあと、ワールドカップを2試合戦い、
3月8日~10日には、
ブルガリアで世界選手権
があります。
海の向こうからの吉報、期待したいです。
ショートトラックに、そして、地元期待の吉永一貴選手に
今後もどうぞ注目を!