- 赤ちゃんを抱っこするシーンもありましたが、妊婦役はいかがでしたか?
- 私の周りにちょうど赤ちゃんを産んだ方や妊婦さんの友だちがいるので、環境的には珍しくなく、私的には旬な感じがします(笑)。ですから、赤ちゃんや子供たちと触れ合う機会はよくありますが、妊婦さんの役をしっかりやるのは初めてかもしれないです。今回は妊娠8ヶ月という所からスタートしているので、その感じはやはり、リアル妊婦の友だちに聞きました。
- 理沙に感じるイメージは?
- わりと自分に似ているかなと思いました。理沙さんのサバサバした感じや、分け隔てなく周りと接する感じとか、私も人見知りはしない方だと思うので。ズケズケ入りすぎず、かといって自分の意見はしっかり言えるようなポジションでいたいと思っていて、理沙さんはわりと自然な流れでそういう生き方ができている人かなと思いました。
- 子供のことで、佐都子さんとトラブルになったシーンもありましたね。
- ママ友だからあまり強く言えないし、でも子供も信じなくてはいけないから、実際ああいうことが起きたらちょっと困ってしまいますよね(苦笑)。でも、理沙の場合はあまり真に迫らずに「あ、ごめんねー」くらいのベストな軽さというか、そういう気遣いで演じました。それが佐都子さんと理沙の関係性というか、佐都子さんの柔らかい性格と理沙のカラッとした性格がママ友として合っているんだなという気がします。
- 共演するシーンも多かった、安田成美さんの印象は?
- 安田さんとのシーンは私もとても癒されますし、真っ直ぐに子供を見ている方という印象です。それは実際に3人のお子さんの子育てをされてきた方だから、ちょっとした母親としての貫禄というか、柔らかな振る舞いからもそう思いましたね。
- このドラマは「普通の幸せ」を求める様々な女性たちが登場します。最近幸せだなと感じることを教えてください。
- こうして撮影現場に来て子供たちが笑っているのを見るのも幸せですし、趣味で栽培しているお野菜が、今ちょうど出来ている時期で、「出来てる、出来てる!」って幸せを感じますし、それこそ今、妊娠中の友だちが順調だということを聞くと、「よかったー」って思います。小さな積み重ねの幸せはたくさんあって、私はそういう風に日々幸せを感じています。
- ドラマ後半、そして最終話に向け、ドラマをどのように見て頂きたいか、視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
- 台本からもとても目まぐるしく物語がぎゅっと詰まっていて、次の週も見たいと思っていただける内容です。そして後半はさらに深い展開になっていて、最後は核心をつく展開になっています。後半の方がより感動するかな、と、私は思います。