名古屋港で強い毒を持つ「ヒアリ」1000匹が確認されました。女王アリ数十匹も見つかり、巣を形成していました。
 愛知県では、9月12日から15日にかけ、名古屋港飛島ふ頭で県内で1年7か月ぶりにおよそ700匹のヒアリが発見されていました。

 県によるその後の調査で、発見場所からおよそ40メートル離れた地点で、女王アリ数十匹を含む1000匹以上のヒアリが新たに見つかり、卵やサナギの入った巣も県内で初めて確認されました。

 県や環境省は殺虫剤をまいて駆除を進めていますが、羽のある女王アリが分散している可能性もあるとみて、県などは専門家らと協議し、今後、飛島ふ頭全域を調査するということです。

※画像は環境省提供