1988年以降に岐阜で見つかった卵の殻の化石…「日本最古の恐竜の卵」と判明 トロオドン科の恐竜か
岐阜県高山市で見つかった化石が「日本最古の恐竜の卵」と分かりました。
県によりますと、1988年以降に高山市荘川町で見つかった複数の卵の殻の化石を調査した結果、その一部が日本最古の恐竜のものとみられることが明らかになりました。
最古の化石は、北半球に生息していた「トロオドン科」の恐竜の卵の殻とみられ、およそ1億3000万年前の地層から発掘されたということです。
研究グループによりますと岐阜県はかつて、恐竜にとって繁殖に適した環境だったとみられ、今回の発見は恐竜の進化や生態を考える上で貴重な資料になると期待されています。