夏休み中の旅行・帰省等の自粛も求める…7/12から愛知県は「厳重警戒措置」に移行へ 規制はこう変わる
政府は8日午後、東京や沖縄での「緊急事態宣言」、そして「まん延防止措置」が出ている地域の延長や解除を正式に決定しました。
東京は「まん延防止」から「宣言」に切り替え、沖縄の「宣言」は延長されます。大阪や首都圏の3県の「まん延防止」は延長しますが、愛知・北海道・京都・兵庫・福岡では解除となります。
愛知県では「まん延防止」は解除となるものの、「県独自の厳重警戒措置」に移行します。期間は解除の翌日の7月12日月曜日から、東京オリンピック閉幕後の8月11日水曜日まで、対象は県内全域です。
飲食店への時短要請は、県内すべての飲食店に対し「午後9時まで」とするよう要請します。現在のまん延防止措置では、対象地域の名古屋市・小牧市・豊橋市・そして蒲郡市の4市では午後8時まで、それ以外の市町村は午後9時までと分かれていましたが、これが県内すべての飲食店で午後9時までに変更となります。
酒の提供について「まん延防止措置」の対象地域では午後7時までとしていましたが、県内全域で提供時間についての言及はなくなります。午後9時までと要請する営業時間の範囲で「余裕をもってストップ」とするよう求めます。
県独自の厳重警戒宣言は東京オリンピックの開催期間と重なりますが、大会期間中は東京など開催地域への移動自粛を呼びかけます。
このほか、夏休み期間中の旅行や帰省といった県外への移動も自粛してほしいとしています。