元中日ドラゴンズの浅尾拓也投手など、プロ野球で活躍する一流選手を輩出してきた愛知大学野球リーグの2部リーグに、今年もドラフトの目玉選手がいます。

 中日ドラゴンズで一時代を築いた浅尾拓也投手に、現在も活躍する田島慎二投手ら錚々たる選手を輩出してきた愛知大学野球リーグの2部リーグ。

 そんなリーグに、今年のドラフトの隠し玉として現われたのが…。

安田選手:
「顔は松井秀喜さんに似ていると言われています」

 本人も認める“ゴジラ似”の愛知大学4年生・安田悠馬選手。似ているのは顔だけではありません。

安田選手:
「フルスイングをしっかりと見ていただけたら嬉しいです」

 本人もこう公言するように、スイングは豪快。

 9月5日に行われた名古屋学院大学との試合。プロ野球6球団のスカウトが視察に訪れる中、2打席でタイムリーを含む2安打。

 第3打席は、とんでもない飛距離でカメラも打球を追えず、ライトフェンス後方の林に飛び込む、驚きの130m弾。これで大学での通算ホームランは、背番号と同じ29本となりました。

 印象に残っているホームランを聞くと…。

安田選手:
「プロに行かれた栗林選手や立野選手から打てたのは、自分の中でインパクトは残っています」

 現在、プロで活躍している2人の投手からもホームランを打っているといいます。大物食いのこの”新ゴジラ”。プロでの目標は…。

安田選手:
「キャッチャーというポジションにこだわりがあるので、ゆくゆくは4番キャッチャーで活躍したいです」