コーチ1人が“遠隔指導”で同時に2校に…教師の部活動の負担減らすためのオンライン実証実験 生徒「しっかりやってくれた」
部活動による教師の負担を減らすため、1人のコーチがオンラインを使い2つの学校を同時に指導する実証実験が名古屋で行われました。
中学校の体育館で練習に励むバスケットボール部。指示を出すコーチは画面の向こう、別の学校にいます。
休日も部活動の指導にあたる教師の負担を減らすため、1人のコーチが同時に2つの学校の生徒に指導できるかを確かめる実証実験が名古屋で行われました。
18日は原中学校にいるコーチが平針中学校の生徒に専用アプリを使ったオンライン形式で指導し、練習メニューや、パスワークでディフェンスを交わす方法などを説明していました。
指導を受けた生徒:
「(声が)聞こえない時とかあるんですけど、自分のスキルに合わせて練習してくれてよかったです」
別の生徒:
「大会直前とか、しっかりやりたい時だったら直接指導の方がいいんですけど、基礎練習とかはリモートの方がしっかりやってくれた」
名古屋市は課題などを整理し、導入の検討につなげたいとしています。