朝は1時間で約47分遮断…“開かずの踏切”解消へ 名鉄知立駅の一部路線ホームが高架に 21日始発から
「開かずの踏切」が課題となっていた名鉄知立駅では、3月21日から名古屋本線・上りのホームが高架に切り替わります。
(リポート)
「知立駅の東側にある踏切です。遮断機が下りて向こう側へ渡れなくなり、道路には長い車列ができています」
名鉄知立駅では、朝のラッシュ時に名古屋本線と三河線が通る踏切が、1時間のうちおよそ47分間遮断される「開かずの踏切」となり、周辺の交通のネックとなっていました。
踏切から伸びる渋滞の解消などに向け、2010年からまずは名古屋本線・上りのホームを高架に切り替える工事が進められていましたが、3月20日の終電後に切り替え作業を始め、21日の始発列車から高架のホームで運行します。
知立駅では今後、踏切を含む線路自体を高架とする工事を進め、2028年度に切り替えを完了する見込みだということです。