およそ1万8000人の女性ランナーたちが
名古屋の街を彩った名古屋ウィメンズマラソン。
日本人トップの3位となった前田彩里選手。
女子マラソン日本歴代8位となる2時間22分48秒の好記録で、
ニューヒロインの誕生に我々中継スタッフも興奮しました。
さて、私は今年もバイクリポートを担当しました。
後ろに移っているメタリックブルーのバイクがわが愛車です。
今回の名古屋ウィメンズから投入された新型で身も引き締まりました。
さて、私の横にいらっしゃるのは、
毎年、バイクカメラを担当していただいている川崎登さん。
バイクに乗って身動きが制限される中でも、
いつも臨場感あふれる最高の画を撮ってくれます。
実は、この川崎さん、今回がバイクカメラとしてのラストランでした。
マラソンだけではなく、愛知駅伝でも毎年お世話になっており、
20回近くはコンビを組まさせていただきました。
『選手と同じ視線、同じ空気を感じられるのはバイクリポートだけ』
バイクリポートを担当したばかりの頃に、そう教えていただきました。
あれから10数年。
五感を活かしたリポートを心がけつつも道のりは険しいものです。
中継終了後には、ささやかながらセレモニーを行いました。
レース中に命を預ける"相棒"と語る加藤孝二ドライバーとの
記念撮影では思わず目頭を熱くした川崎さん。
本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。