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番組スタッフが綴る公式ブログ 心の書留帖

板前3人組対談

2015年03月26日

こんにちはHPライターのTです。番組を支えるキャストの皆さんのコメント紹介第2弾は、辰夫の下で「かぐらや」の板場を守り続ける板前の面々を演じる神木優さん、大久保浩さん、さらに今回から加わった瀬戸尚哉さんです。

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――今回、新メンバーの瀬戸さんが加入しました。いかがでしたか?
神木「まさかです。驚きでした」
大久保「ホント、ホント」
神木「純(瀬戸さん)は最初、板場でどう動けばいいのか分からず大変だったでしょ」
瀬戸「このお話をいただいたとき、料理を作るものだと思って『日本料理の基本』みたいな本を買ったんです」
神木・大久保「真面目!」
瀬戸「実際は雑用や皿洗いがメインでしたけど(笑)」


――板場が忙しい場面で、辰夫が「乗り切るぞ」と皆にはっぱをかけたとき、純が一番元気に「はい!」と答えていたことがありましたね。
大久保「まだまだ下っ端なのに(笑)」
神木「器の準備は完璧です!、みたいな。純の言動はちゃんと見ると突っ込みどころ満載だったと思いますよ」
瀬戸「気持ちです、気持ち。元気さだけはどなたよりも出そうと思ったので」


――神木さん、大久保さんは後輩が出来て感想は?
大久保「雑用担当の純がいることで板場の雰囲気がより出せると思いました。不思議なものでやっぱり先輩としての自覚も出てくるものですね。板場はそんなに広くないので、"動線"という意味では今まで以上に、どこでどう動くか考えましたけど」
神木「健太(大久保さん)は真面目でしょ、言うことが。後輩が出来て責任感なんて。純が居ると邪魔でしょうがないですよ」
瀬戸「待ってくださいよ!」
3人(笑)
神木「実際問題、これまでは(山本)圭さんを含め、3人で映れば良かった場所に一人増えるとこんなに違うんだ、とそれは驚きでしたね」
瀬戸「お二人はこれまでのシリーズに出てらっしゃったから、動きがとても自然。僕は最初、どこにいればいいのか分からなくて」
神木「スタッフさんに立ち位置のことで怒られたことがあったでしょ。それで『すみません!』って謝っていたけれど、最初の頃は何が悪かったのか分かってなかったよね」
大久保「純が失敗するたび、自分と哲(神木さん)さんが失敗してはスタッフさんに怒られていたことを思い出しました」

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――先輩役のお二人は、この4年を振り返っていかがですか。
神木「健太とこの現場に帰ってくると、心から『ただいま』って思えますね」
大久保「このところ年に1回、この作品の撮影があって、羽田(美智子)さんもおっしゃっていることですが、『花嫁のれん』に携わっている人たち全員が親戚のような気持ちです。皆さんの笑顔を見ていると安心します」
瀬戸「最初から僕も皆さんの温かさを感じていました。だからこんな若造で経験がなくても受け入れてくださったんだと思います」
神木「俺も⁉」
瀬戸「優しくしてくださったじゃないですか。結構馴染んでませんか、僕も」
3人(笑)


――哲と健太は第3弾でフルネームが"山本哲""川上健太"と判明したんですよね。純は伊原さんだそうで。
大久保「最初から名字があるなんてズルいよね(笑)」
神木「まあ、名字で呼ばれることはなかったし、この先もないでしょうけど」
大久保「ずっと哲さんと健太は略して"てっけん"って呼ばれていたんですけど、"てっけんじゅん"じゃゴロが悪くないですか」
神木「やっぱり純は...(笑)」
瀬戸「ちょっと待ってくださいよー!」


――3人のチームワークも良さげですね。改めて板場のシーンにどんな気持ちで取り組んだのか教えてください。
神木「それなりに板場に馴染んでいるとは思っているんです。何がどこにあって、どうすれば動きに無駄がないか自然と体が動くので。ただそのことに甘えちゃいけない」
瀬戸「正直、最初は手持ちぶたさが大きかったです。そんなとき神木さんが調理道具を持たせてくださったり、大久保さんが動くタイミングを教えてくださったり。大先輩の圭さんにも優しくしていただき、本当にありがたかったです。演技について、たくさんのことを学ばせていただきました」
大久保「以前は哲さんと健太が作ったものを板長が味見をしていたのに、このところ『味見お願いします』という場面がなくなったんです。『お、健太も成長したな』と思ったりして。それが自分のことようにうれしかったですね」


――最後に、本作には奈緒子や志乃、真知子など個性豊かな女性たちが登場します。皆さんの好みの女性は?
神木「俺は関西出身なので、ツアーで来る団体客の"関西のおばちゃん"たちですね」
大久保「マニアックだな(笑)」
神木「多分、波長が合う気がする」
大久保「これは一貫していますが、志乃さんです。ああいう人がそばにいたら、自分もより高みを目指そうと頑張れるので」
瀬戸「奈緒子さんですね。女性らしい可愛らしさにあふれ、ちょっとおっちょこちょいで」
大久保「それって以前の奈緒子さんだよね。今は女将として、とても成長したらか。おっちょこちょいなら真知子さんでしょ」
瀬戸「いや、真知子さんだとかなり振り回されそうで...」
神木「お、新入りのくせに暴言だ」
瀬戸「ちょっと待ってくださいよー!!」
3人(笑)

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