【インタビュー】Vol.5 花山大輔役-山田純大さん

7月23日 更新

――主演の『貫太ですッ!』(2003年放送)をはじめ、山田さんにとっては昼ドラは慣れた現場だと思いますが、今作はいかがですか?
 昼ドラで花山のような役は初めてなので、楽しんで演じさせてもらっています。

――花山先生では、どんな役作りを?
 この作品は、良い事が必ずあるんだという事を見つけられるドラマじゃないかと思っています。そんな中で花山は、何か問題が起きても医者として、人間として、きちんとした意見を言える人物だと思っているので、そういう部分をしっかり出せたらと思っています。
――山田さんが10代の頃に影響を受けた方、言葉とは?
 ある弁護士さんに「私は差別しないという人間を疑え」と言われたことがあります。「どんな人間にも差別する心がある。重要なのはその心をどうコントロールするかだ」。世界で起きている悲しいニュースを見る度に、この言葉を思い出します。

――医者という部分での演じる上での意識は?
 10代の頃、医学部の研究室で手伝いをしていたことがあります。今回、花山を演じるにあたり、その時お世話になった教授やドクター達のことが思い出されます。
――その道ではなく役者としての道を選ばれたのは?
 いろいろ考えましたが、役者なら医者や弁護士、悪人や善人、そしてパイロットまで、様々な職業や性格の人物を演じることが出来るので、面白いと思ったからです。

――山田さんと花山先生は、いろんな部分で人生がリンクしているんですね。
 そうですね。実際に、僕にも花山のような人がいましたからね。
――役者の道を選んでよかったと思いますか?
 はい。
――ラストに向けての展開、山田さんとしてはどうなって欲しいですか?
 登場人物一人一人が自分の幸せを見つけて前に進んでいけたら良いなと思っています。

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