今朝の低温と26号をなぞる27号予想が不気味!
今日の最低気温、名古屋12.3℃、岐阜12.5℃、津13.2℃と各地昨日より4~5℃下がって大体平年並ですが今季最も低い値でした。高山は最低気温4.8℃と昨日より8℃も下がって11月上旬並に。一時的に冬型の気圧配置となり寒気の影響で冷えました。
今日の空。名古屋市中区、昼前の晴天です。高気圧に覆われて雲一つない快晴に恵まれました。
東海テレビ玄関前、午後5時頃のお天気ボードです。空気乾燥からっと21℃。
「まだそんなに寒くないやろ~!」スタッフの平元さんはマフラーを巻いていました。1週間前までは30℃を超えるような日もあったことを考えれば、明日以降気温落ち着くともいえますが、平年より高めですし、明後日からは湿った空気も入って湿度も上がり、秋本番の訪れはまたお預けです。
昨夜9時、マリアナ諸島近海で台風27号が発生しました。暴風域を伴う強い台風です。
26号は深い所まで水温が上がっているから海面水温を下げきれなかったとの見立てか、27号は発達しながら北上の予想です。土日、非常に強い台風に勢力を上げる見込み。
その先は5日先予報で、来週火曜まで北西進の予想。不気味なのは昨日、温低に変わった台風26号と発生場所から実際に辿った進路が重なることです。
その後は予報円がありませんから、予想天気図で見ます。計算モデルも違いますし、まだ一つの可能性として捉えてください。ヨーロッパのモデルもほぼこのコースではありますが。
水曜から木曜に最接近の可能性があります。前線との合わせ技で東海3県でも大雨の可能性が充分あります。26号で大きな被害のあった伊豆大島の皆さんも含め、落ち着く間がないことでしょうが、日々最新情報の確認を怠らず備えましょう。
明日午前9時の予想天気図です。気象庁の17時発表の予報では東海3県は曇りベース。ウェザーニューズ発表では晴れベース、三重南部は曇りベース。個人的には複数の専門天気図等から判断して「晴れ」寄りに解説しました。ちなみに初回の玄関前中継時は気象庁予報を見る前ですから完全に「晴れ」寄りでお届けしました。上空の気圧の谷、高気圧の縁を回る暖湿気、これが雲を厚くする根拠で、西日本では雨も。東海3県は地上高気圧の圏内にも見え、これが晴れベースの一根拠です。局によっても予報がバラバラで天気自由化を実感します。
最後にお天気のあらすじです。明日は日中晴れ間あり。明日はまだ秋の空気に覆われます。今夜晴れて放射冷却で朝はひんやり。ではまた明日!
季節映像メモ:岡崎市鳥川町にてフジバカマの花に集まる渡り蝶アサギマダラの群れ。冬に南西諸島や台湾へ。