乗客・乗員計264人死亡…中華航空機の墜落事故から27年 慰霊施設に多くの遺族訪れる「空の安全願う」
264人が犠牲となった中華航空機の墜落事故から26日で27年となりました。現場となった県営名古屋空港の南にある慰霊施設には、犠牲者を偲んで多くの遺族が訪れ、祈りを捧げていました。
事故があったのは1994年4月26日で、台北発の中華航空機がパイロットの操縦ミスで着陸に失敗し墜落・炎上。乗客・乗員合わせて264人が死亡しました。
母を亡くした遺族:
「辛いです」
「その気持ちはたぶん一生死ぬまで抱えていくんだろうなと」
「飛行機の、空の安全を願ってこの供養もあると思って、27年間過ごしてきました」
慰霊式は新型コロナの影響で2年続けて中止となっていますが、遺族会は来年以降は開催したいとしています。