20日、ウエスタン・リーグの中日対阪神の試合、9回裏ツーアウトでコロナで戦列を離れていた石川昂弥選手が代打で登場しました。

 結果は三振。試合後には「ボールの見え方とかは悪くはなかったです。ただ体のキレという部分で、コロナになる前より鈍いというか、自分が思ったようにバットが出てこないというのはありました」と率直な感想を話しました。

 練習では手応えを感じつつあるとのことで「いい時とはまだ程遠いんですが、バッティング練習の時などは少しずつですけどいい感じにはなってきている」とのこと。

 しかし、試合はまた別だそうで「試合の打席に立つとまたちょっと違うなと思いました」とこの日の感想を話してくれました。

 再び一軍の舞台で活躍するため「少しでも状態がよくなるように振って振って状態をあげていきたい」と意気込みを語りました。

 プロ3年目ながら、すでにチームトップタイの5本のホームランを放っている石川選手の一軍復帰が待たれます。