権藤博さんと山崎武司さんがトークを繰り広げる東海テレビの配信コンテンツ『ごんたけ話』。今回はドラゴンズが熱戦を終えた直後のバンテリンドーム放送席で「地上波NG話を言いたい放題SP」と題し、取り沙汰されている中日・小笠原投手のメジャー挑戦について、“大胆提言”を披露しました。

 権藤さんはこの件について、「大いに結構だと思います。選手がFAの権利を持っちゃったら全部本人が持っていくから、球団も売れる時に売ればいいじゃん。ビジネスですよ」と球団側のメリットに触れ、大賛成。

 その上で「メジャーへ行ったピッチャーは何十億円ともらってる。小笠原もそれぐらい価値のあるピッチャーじゃない?山本由伸とか今永とか、その辺とレベルは一緒なんですよ。ということはあいつも20億とか30億とかもらえるわけ。それが今の1億くらいじゃあね、そりゃやっぱり出してやるべきですよ」と小笠原投手の実力を認め、「それでドラゴンズはもう一人、小笠原に次ぐやつを育てて、売るんです。それでビジネスをするんですよ。これは出してやらなきゃいかんと私は思います」と強く提案しました。

 一方、山崎さんも「同感ですね。選手である以上、世界最高峰でやりたいっていうのは誰もが思うことでもあるし、自分の価値を認めてもらってすごいサラリーをもらえるのは素晴らしいことだから」と、メジャー挑戦は日本のトップ選手として今や自然な流れだと指摘。

 「誰もが行きたいとは思うんで、僕もやっぱり小笠原が来年行くっていうなら頑張ってこいよと言いたい。結果を出してみんなに認めてもらえ!って僕も後押ししたいですね。権藤さんと全く同感です。止める事は、僕はいけないと思います」と続け、球団側の理解ある対応に期待していました。

 さらに2人は動画の中で、石川昂弥選手の効果的な起用方法や、山崎さんが現役時代の終盤に権藤さんから慰められた“一番風呂秘話”などについて赤裸々にトーク。「地上波NG話」の看板通りの応酬が繰り広げられたのでした。


【動画】「横浜は始まってすぐバンザイみたいな野球を…権藤博から“愛の直言”」を見る(8:10頃~)