9月頃にかけ高騰も…『葉物野菜』豊作でお値打ちに レタスの卸売価格は1キロ180円と平年より50円も
北海道の天候不順の影響で、タマネギとジャガイモの価格が高騰しています。
名古屋市中央卸売市場の担当者は、タマネギは1月ごろまで高値が続くのではないかと話しています。
2月ごろになると、北海道産だけでなく愛知県産や静岡県産のタマネギが市場に出回るようになるため、価格が落ちついてくるとみられています。
ジャガイモの価格は、来年3月〜4月ごろまで高値で推移する見込みだということです。ジャガイモの出荷量のおよそ8割を北海道が占めていて、一大産地の影響は長引きそうです。
一方で葉物野菜が安くなっているといいます。名古屋市中央卸売市場の1キロあたりの卸売価格で、白菜は1キロ当たりおよそ47円で平年より10円ほど安く、ネギもおよそ370円で平年より20円ほど、レタスも180円で平年よりおよそ50円も安いということです。
葉物野菜は夏から9月ごろにかけ高騰していましたが、その後価格が落ち着き、12月に入ってからは豊作となり価格が安くなっています。
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ただ、これから年末にかけて寒さが本格化してくると、野菜の生育に影響して価格が上がってくるかもしれないということでした。