3月11日午後2時46分。
この時から、東北のアナウンサーや記者は
寝食を惜しみ、マイクを通して
伝え続けています。
被災地の今を。
被災者が必要としているものを。
現在進行中の危機を。
彼ら自身も被災者です。
中には家族や知人が犠牲になったという人も
いるかもしれません。
それでも伝え続けています。
それが「使命」だからです。
いつか彼らと同じような状況に置かれた時、
自分は「使命」を果たすことができるだろうか?
そんな事を感じつつ、被災地からのリポートを
凝視しています。
この度、私はアナウンサーを卒業し、
ニュースの「現場」に立つ事になりました。
立場は違いますが、「伝える」のは同じ。
まずは、東北の被災地に入るつもりです。