こちらは愛知県弥富市の近鉄弥富駅前。
弥富といえば...
夏の風物詩・金魚の産地として有名ですよね。
写真は弥富で養殖されている金魚。
日光を浴びると、
赤、黒、白等の色が眩く浮かび上がってきます。
弥富市役所に行けば...
額縁いっぱいに描かれた金魚が飾られています。
近鉄弥富駅前にも...
可愛らしい弥富市の公式メインキャラクター
金魚の「きんちゃん」
しかし「きんちゃん」だけではありません...
その隣には...
きんちゃんに似た雰囲気の白い鳥のキャラクターが...
こちらは文鳥の「ぶんちゃん」
弥富市の公式'サブ'キャラクターです!!
弥富市内のマンホールでは...
「きんちゃん」と「ぶんちゃん」が仲良く見つめ合い
可愛らしく双璧をなしています 。
先日「みんなのニュースOne」で
弥富市のもう一つの名物「文鳥」を取材しました。
そもそも...
江戸時代の末、弥富では農家の副業として文鳥の飼育が
始まったそうです。
その後、明治初期に弥富の地で突然変異により
全身真っ白の「白文鳥(はくぶんちょう)」が誕生!!
1970年代には文鳥ブームが起こり、
弥富は日本一の文鳥産地になったのです。
しかしその後...弥富の文鳥は深刻なピンチに...
ピークの1970年、
弥富には216軒の文鳥農家がありましたが、
ブームが去ったことや後継者不足で
80年代以降急速に減少し、今やわずか2軒に...
少し長くなってしまいましたが...
こちらが弥富発祥の白文鳥です!!
全身真っ白な毛に覆われ、クチバシは真っ赤。
鮮やかなコントラストです。
複数の角度からお楽しみください...
写真は弥富市のお隣・愛知県愛西市にある
県立佐屋高等学校の「佐屋高校文鳥プロジェクト」で
飼育している白文鳥です。
5年前から文鳥を飼いはじめ、現在16羽を飼育。
メンバーは1年生から3年生までの5人で、
弥富文鳥の保存と、その魅力を伝える活動をしています。
消えつつある弥富の文鳥。
それを絶やさないようにと頑張る高校生たちの活動に
期待がかかります!!