6月中旬、本作の制作発表が行われました。
そのときの出演者の皆さんのコメントをご紹介します。
小島藤子さん(磯山希望役)
「今回、初めて連ドラのヒロイン・希望(のぞみ)を演じさせていただいています。希望を演じていて、10代の子供ならではの誰にも言えない悩みだとか、彼女の暗い過去だとかが出て来ると考えさせられることもありますが、この作品のテーマは『希望』です。観て下さる皆さんに希望を与えられるように、また元気であったかいドラマになるように、希望を演じていきます」
松下優也さん(加賀美蓮役)
「前作が話題だった作品に出演させていただき光栄です。 幸せな家庭で育ったものの暗い過去を背負っている蓮を演じていますが、それぞれのキャストが持つ“生きる”というテーマを、見る人それぞれに感じとってもらえればと思います」
小川菜摘さん(西川小春役)
「小春はたんぽぽ農場の子供たちに口うるさくあれこれ言って、子供たちに“クソババア!”と呼ばれています(笑)。この作品はいろいろな悩みを持つ思春期の子供たちと、その親御さんがご覧になり、生きる力、生きる元気を見つけるためのヒントにしてもらえたら、と願いつつ小春を演じています」
渡辺いっけいさん(北山修治役)
「パート2は、応援してくださった方々の大きな力あってこそ実現しました。今回もフレッシュな主人公たちのピュアなラブストーリーを中心に、北山修治の過去にまつわるヘビーなストーリーも展開します。北山の生きる上での“答え”が見つかるかどうかわかりませんが、この作品が子育てをしている皆さんの、何か参考になれば、とせんえつながら思っています。この夏も楽しく、またときに厳しさを持って、撮影に臨んでいきたいと思います」
昨年同様、会見には「たんぽぽ農場」で暮らす子供たちも登場。孝介役の高橋賢人さんが司会を務め、一人づつ仲間を紹介してくれました。
高橋さん “見かけによらず、意外と“ビビり”な大石真太郎の森田直幸さんです“
森田直幸さん
「真太郎を演じるほどに目つきが悪くなっていますが(笑)、真太郎の心境がどう変わっていくか、しっかり表現していきます」
高橋さん “ヤンキーなのは役だけですか? 佐々木萌子役の新川優愛さんです”
新川優愛さん
「役だけです(笑)! 萌子は派手だし、メイクも濃いし、いかついけれど、仲間思いの女の子です。萌子のいろんな表情を見てください」
高橋さん “オタ芸は任せてください! 川島拓役の石田愛希さんです”
石田愛希さん
「僕はオタクじゃないです(笑)。今回は、自分と正反対の役を最後までしっかり演じたいです。また拓がどんな事情を抱えているのかも、しっかり表現したいです」
高橋さん “本番中もボーっとしています! 峰下純也役の清水イブキさんです”
清水イブキさん
「そこまでボーっとしてません! でもそう見えますか(笑)? まだまだ純也を演じ切れていないので、最後まで純也をしっかり演じます」
みんなの紹介を終えた後、高橋さん自身が挨拶を。
最後に本作の脚本を手掛ける清水有生さんと、プロデューサーの市野直親のコメントを紹介します。
清水有生さん
「子供を立ち直らせるには“とっかかり”が必要、とおっちゃんが第1話で話す場面があります。このドラマでは、そんな“とっかかり”の一つひとつを丁寧に描いていきたいと思っています。人間は誰でもしくじるし、失敗もします。1度失敗した人間がやり直せるのか、立ち直れるのか、これからの社会において、そのことはとても大きな命題になるはずです。“たんぽぽ農場”の子供たちもいろいろな問題を抱えながら、何とか立ち直りたいと、セカンドチャンスを願って生きています。子供たちのそんな気持ちを今回も書き切りたいと思います」
市野プロデューサー
「この夏、“たんぽぽ農場”が帰ってきます! 前作では、“たんぽぽ農場はどこにあるんですか?”“おっちゃんに会いたいです”といったお手紙やメールを子供たちからたくさんいただきました。また放送後には昼ドラ初の児童書が発売されました。ドラマはフィクションですが、フィクションだからこそ描ける人間の真実を、今作も大切にしたいと思います。『明日の光をつかめ』というタイトルには、明日には必ず光があるという思いを込めています。これから始まるドラマが、皆さんにとってこの夏の生きる勇気になれれば、と思っております」