09 白石まるみさん(ミツコ役) 12月21日(月)更新

ピアノバー・ノクターンのママ、ミツコを演じる白石まるみさんにお話を聞きました。

●ミツコはピアノバーのママですが、役柄を聞いたときの印象はいかがでしたか?
「今までも、バーのママ役とかホステス役ってやってきたんですけど、今回はピアノバーっていうおしゃれなバーのママで、しかも役が55歳って実年齢よりも年上の役なんですね。今まで通ってきたことなら分かるけど、50代はこれからの事なので、未知の世界なんですよ。普段が子供っぽいというか、明るい方なので、いかに大人っぽく…年齢的には、十分大人なんですけど(笑)、大人っぽく艶っぽく、普段の自分を封印してがんばらないといけないなって思いました」
●実際に演じてみて反響はありますか?
「私、人が話しているとちゃんと聞いちゃうんですよね。だけど、ミツコはお店のことをしながら、いろんな人の話をちらっと、収拾するんだよって、監督に言われて。最初はそれに苦労しましたけど、最近はもう慣れて、見てくださってる方から“お店のママとかやったら?”なんてうれしいことを言ってくれる人が増えてきました! あと、プライベートではバドミントンが好きでクラブに入ってるんですけど、その仲間たちが見て“普段と全然違うね、まるみちゃんっぽくないね”って言ってくれたので、あ、うまく出来てるんだなって安心しました(笑)。メークさんや衣装さんに助けられている部分もたくさんあるんですけど。こないだはミツコメークのまま帰宅したら、母と娘が“あ、ミツコが帰ってきた!”なんて言われちゃいました。ちょっと面白かったです(笑)」
●今後の展開では、ミツコの秘めた想いが明らかになってきますね。
「今までは直が自分のようになっていくのを心配して見守って、健ちゃんやいろんな人の相談に乗ってっていう、お人よしのいいママなのかなって思っていたけど、ミツコが動き始めて、やっと“これぞ昼ドラ”って感じになりましたね(笑)。相談に乗るだけで終わらないで、ミツコにも恋愛のテーマを設けさせていただいて、そんなお芝居が出来たのがうれしいです。ミツコのように秘める愛って…私には無理ですね~。す~ぐ言っちゃいますね、きっと。ドラマにならないですよ(笑)」
●視聴者の方にメッセージをお願いします!
「今後は、今までのように黙って見ているミツコじゃありませんよ! あっと驚く展開を楽しみにしていただきたいです。ミツコの行動は、普段の自分には出来ないので楽しみながら思いっきり演じさせていただきました。バーの外に出てきますし…たまには別のセットもいいですね(笑)。この『Xmasの奇蹟』は、私自身もオンエアが楽しみで毎日録画してるんです。展開は分かってるんだけど、はまっちゃうんですよね~」