2016.02.17
ドラマの中で登場する、常滑焼「宮崎工房」の招き猫、かわいいですよね?
この招き猫の製作者でもあり、キャスト陣に作り方の指導をしてくださっているのは、常滑に工房を開いている羽田桂子さん。招き猫の他にも、陶製の絵額縁や、縁起物人形などを制作されています。
「宮崎工房」で使っている招き猫の型は、普段、羽田さんが使っている本物。ドラマの中での作業工程も、コンパクトにした部分はあるものの、実際に羽田さんの工房で行われている通りとのこと。
かわいい招き猫がお気に入りの春子役のほの花さんと、すみれ役の舞優さんは、羽田さんの指導を受けながら、自分の手でかわいい招き猫が出来上がる工程を楽しんでいました。
招き猫をはじめ縁起物の人形を作る時は、「思わず笑みがこぼれるような人形になればいいな」との思いを込めているという羽田さん。「元気です」いう意味のタイ語「サバイディー」を社名にとりいれているそうで、羽田さんの作品には「人は楽しい事も苦しい事もあります。心が重くなってしまった時に、少しでも元気になってもらえたらいいなあ。という思いで作っています。とにかく、一番気に入った使い方をして、心が楽になってもらえたらいいなぁ。と思います。」というメッセージがついているそうです!
“常滑焼”について
ドラマの舞台である愛知県・常滑市や、その周辺の地域で焼かれる陶器は“常滑焼”と呼ばれ、日本六古窯の一つ。平安時代末期から様々な物が作られてきたそうです。常滑焼の代表的なものは、赤い土“朱泥”を使った土管、タイル、植木鉢、朱泥急須など、そしてドラマでもおなじみの招き猫や、干支の置物、食器、花器なども有名です。