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プラチナエイジ ここだけの話 ~撮影裏話~

2015年4月22日更新

 皆さん、こんにちは。HPライターのTと申します。 物語はいよいよ中盤に突入しました!と言うことで、これまでの振り返り企画として、序盤の場面の撮影で印象的だったことを紹介したいと思います。

まずはやっぱりクランクインのことを。撮影は2月上旬、湘南でのロケから始まりました。この日は香織や智恵子、和子たちがヨガ教室に通う際に通る海岸沿いの道でさまざまなシーンが収録されました。 午前中に、春田純一さん、宮崎美子さん、池上季実子さん、中本賢さんの順で第1週、2週の各場面を撮影。ロケ当日は2月にしては温かな陽気で天気も良く、海にはサーファーがいっぱい。本作の囲み会見で中本さんが「サーファーは若い人だけでなく、年配の方もいっぱい」と語っていましたが、まさにその通り。春田さんは純一がサーファーとの設定だけに、熱心に波に乗る皆さんを観察していました。

 午後になり、榊原郁恵さんも撮影に参加し、池上さん、宮崎さんと3ショットで歩く場面を撮影。この場所は地元住民の皆さんの往来も多く、榊原さんは「自転車が通りますよー」と朗らかな声で準備に追われるスタッフさんたちに伝える場面も。また平日にも関わらず、さすがは湘南。観光客の方が多く訪れていました。榊原さん、池上さん、宮崎さんが撮影をしていると気づいて「あっ!」となる方も多く、榊原さんに加え、池上さんや宮崎さんも「お邪魔しています」と笑顔で挨拶。3人が集まると、その場がパッと明るく、和やかな雰囲気になります。
 日が暮れるまでこの場所での撮影が続き、夜は純一の母親の葬儀シーンが、本物の葬儀場にて撮影されました。
 ここから宅麻伸さんが現場に合流。空き時間にキャストの皆さんが談笑しているのを見ると、初日とは思えない和やかさです。リラックスした表情を見せながら、撮影が始まると現場は引き締まった空気に。キャリアのある方々が結束してこれからどんな物語を紡いでいくのか。期待が高まる撮影初日となりました。

序盤の撮影でかなりのインパクトというか、衝撃的だったのが翔也が勤めるホストクラブの場面です。撮影が行われたのは、新宿・歌舞伎町にある本物のホストクラブ。実はこのお店、ホストたちが大挙して登場した「インディゴの夜」でも、ときどきロケでお世話になったところ。記者は「インディゴの夜」のHPも担当していたので、懐かしい気分になりました(笑)。
翔也役の小林さんはホスト風ファッションが何ともお似合い。“見目麗しい”という言葉がピッタリです。ホストクラブのシーンでは、ロケでお邪魔したお店の従業員の皆さんが撮影に協力。小林さんは時間があると、ホストの身だしなみで大切なこと、洋服をどこで購入しているのか、今人気のあるホストはどんなタイプなのか…。いろいろなことを質問し、役作りに励んでいました。
榊原さん、池上さん、宮崎さんもホストの皆さんの話にかなり驚いている様子。記者も聞き耳を立て、ホスト業界裏話をいろいろ聞いてしまいました(笑)。
ちなみに、劇中で登場したシャンパンタワーのシーン。実際にあれだけのグラスがあると、シャンパンで満たすのに30分ほどかかるとか。その間、ずっと“シャンパンコール”をしているとの言葉にはスタッフ・キャスト一同、かなり驚いていたことも合わせてお伝えします(笑)。

最後に宮崎さんの感想を紹介します。
「私にはホストクラブ通いは無理ですね。ホストの皆さんのことを心配して『ちゃんとご飯、食べている?』って聞きたくなるし、話をしていても人生の先輩として、何かアドバイスしなきゃ、と思ってしまうし(笑)。『和子みたいな“おばちゃん”が来たら、迷惑じゃない?』って聞いたら、一点の曇りもなく、真顔で『女性に年齢はありませんから』と言われました。まさしくプロ。感心しちゃいました」

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