台風と秋雨前線再びで雨週間!
今日の最高気温、名古屋27.3℃、岐阜27.6℃、津27.4℃と平年より3~4℃低い値でした。
東海テレビ玄関前、午後5時頃のお天気ボードです。弱い雨。高い湿度。
午後6時のレーダー画像と注意報です。注警報の最新情報は気象庁HPより確認願います。東海3県大気の状態は非常に不安定です。雷注意報には竜巻やダウンバーストなど突風への注意喚起も含まれます。
関東で竜巻とみられる突風が発生しましたが、雷注意報、竜巻注意情報が発表されていました。竜巻注意情報の発表有無確認もお願い致します。東海テレビでは発表あれば字幕で速報しています。
追記:昨日埼玉と千葉で14:11竜巻注意情報発表。竜巻発生は14:05頃。間に合っていなかった?
昨年の竜巻注意情報の適中率は6%、捕捉率44%。実際に発生した突風に対して注意情報を出していた率が捕捉率で充分優秀だと考えます。
昨日午前9時台風16号が、今日午前3時台風17号が発生しました。16号は大きな影響なさそう。17号の予報円を見ていきます。こちらも最新情報は気象庁HPより確認願います。
スピードが遅くまだ予報円が大きく重なるので見やすくするため順番に円を赤く着色します。まず明日午前3時の予報円。
明日午後3時の予報円です。
明後日午後3時の予報円です。
木曜午後3時の予報円です。先になるほど予報精度落ちて円が大きくなることがわかります。
金曜午後3時の予報円には九州がすっぽり入ります。
土曜午後3時の予報円には近畿まで入ります。
台風15号と同じようなコース、勢力となりそうで急速な発達はなさそう。台風を東へ流す強風軸が南北に大きく蛇行して日本海上に谷を形成し、その谷に引っ張られる形でゆっくり北上する予想です。そして、海面水温が高いエリアなのになぜ発達しないのか?の答えは今日の「気象庁予報部 短期解説資料(指示報)」内に解説がありましたので引用します。『海水温の高い海域だが、台風周辺の暖湿気の一部は前線へ流れ込み分散されるため、今の所、急速に発達する可能性は低い見込み』
台風15号と同じように台風自体の雨や風よりも秋雨前線に暖湿気を送り活発にすることに要注意となりそうです。今回は米軍予報もほぼ同じコースです。
では秋雨前線の位置を確認します。明日午前9時の予想天気図です。
明後日午前9時の予想天気図です。明日も明後日も秋雨前線停滞で大気非常に不安定、大雨に注意警戒を。
最後に(本当に)今日の空。名古屋市東区、昼前の雨天です。今週は雨の1週間となりそう。ではまた明日!