座席を大幅改良…リニア中央新幹線 新しい試験車の車内初公開 座り心地向上し全席にUSBコンセント
リニア中央新幹線の新しい試験車の車内が初めて公開されました。
白を基調とした明るい内装に、背もたれを高くしてゆったりとしたスペースを確保した座席…。JR東海は19日、リニアの新しい試験車の試乗会を開き、報道陣に初めて車内を公開しました。
これまでの試験車から座席を大幅に改良。座り心地を向上させた新しいクッションを採用したほか、充電用のUSBコンセントを全ての席に備えています。
また、車両も先端の形に丸みを持たせて空気抵抗を減らし、消費電力や騒音を従来よりも減らしています。
この改良型試験車は今年8月から、山梨リニア実験線で時速500キロでの走行試験を行っていて、JR東海は「いろいろなデータをとってさらに改善していきたい」としています。