新型コロナワクチンの集団接種の会場として、解体を控える名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアムを活用できるよう、名古屋市が調整に入りました。

 名古屋市は10日、自民党名古屋市議団からパロマ瑞穂スタジアムを新型コロナワクチンの大規模集団接種会場として活用するよう要望を受け、実現に向けて事業者と調整に入る方針を示しました。

 名古屋市立大学病院の協力を得て、7月から9月にかけて最大で市民延べ10万5000人に接種できる体制を整えるとしています。

 パロマ瑞穂スタジアムは2026年開催のアジア競技大会に向け建て替えが決まっていて、解体を控え、既に利用できなくなっていますが、会議室の空調設備などはまだ使える状態にあり、夏場の集団接種会場として活用できるということです。