三重県によりますと、昨年度県内の児童相談所への児童虐待に関する相談件数は2315件で、前の年度よりも86件増え6年連続で過去最多を更新しました。

 相談の種類としては「心理的虐待」の相談が1202件で最も多く、その半数以上が子どもの見ている前で両親同士が暴力を振るうなどして子どもが心に傷を負ってしまうケースだということです。

 三重県の担当者は「コロナ禍で在宅時間が増え、両親のDVを子どもが目にする機会が増えている可能性がある」と分析しています。