3年前、愛知県東海市の中学校で1年生だった女子生徒が、同級生からのいじめを受けて不登校になり転校した事案について、2025年3月14日、第三者委員会が調査結果を公表しました。

 3年前、東海市の中学校で1年生だった女子生徒が、同級生からのいじめを受けて不登校になり転校した事案を受け、2023年に立ち上がった第三者委員会が事実関係などを調べていました。

 14日は報告書が公表され「複数の生徒が『こっち見るな』などと言う」「LINEで『にらまないでくれる?ウザいから』とメッセージを送る」といった女子生徒に対するいじめが存在したと認定しました。

 また、学校が「人間関係のトラブル」として適切な対応をとっておらず、女子生徒から転校の意思表示があった時に速やかに調査し、教室復帰に向けた支援を行うべきだったと指摘しています。

 報告書は、いじめの認定が消極的にならないようにすることなどを再発防止策として提言しています。

【動画で見る】「こっち見るな」「ウザい」中1の女子生徒が不登校になり転校した事案『いじめが存在した』と第三者委が認定