先輩アナウンサーがかつてこんなことを言っていました。
「人の言語感覚は3歳までに決まる」
例えば、アクセントや我々アナウンサーを悩ませるる鼻濁音・無声化など
3歳までに受けた感覚がその後の言語形成に影響を与えるということです。
遡ると...3歳までを(その後も18歳までを)どっぷり岩手で過ごした私、
さすがに普段は岩手訛りは出てきませんが、
帰省先で友人と話すとすんなりと岩手弁が出てきます。
前置きが長くなりました。
そんな私、名古屋に住んで23度目の春を迎えましたが、
今、名古屋弁で困っています!
会話の端々に出てきて困る...のではなく、
出てこないのです・・・名古屋弁。
岩手暮らし18年<名古屋暮らし22年
ですから、名古屋在住歴の方がはるかに長いのですが
うまくしゃべれません。
先輩の唱えた「言語感覚3歳までの法則」の正しさを感じます。
なぜに名古屋弁が必要なのかと言いますと
毎週土曜日深夜0:00~放送『すぽると』のJリーグコーナーで
グランパス戦のご当地応援リポートを担当することがあるのですが、
ご当地のお国訛りでのリポートを推奨されているのです。
やってはみるものの、どうも嘘くさい!
しかも、着用しているユニフォームが
似合っていない!!と不評・・・
毎回どえりゃ~苦労しとるんだけどよ、ま~ぁかん。
ま~、がんばっとるんで見たってちょ~よ!
ちょーど、瑞穂競技場周囲の桜が満開だったもんで
撮っといたわ・・・
岩手の桜はゴールデンウィークの頃に満開になっていたので
この時期に満開になるのがいまだに不思議な気持ちです。
まさか「桜満開感覚3歳までに形成説」なんていう
早口言葉になりそうな説を高名な学者が唱えていたりしませんかね・・・