プロ野球はセ・パ交流戦真っ盛り!
5月26日の中日vsソフトバンクは延長12回、4時間26分の熱戦の末ドロー。
試合後の取材が終わりナゴヤドームを後にしたのが23時近く。
それからおよそ9時間後の朝8時。
その試合を取材していた新聞・通信社・テレビ局のドラゴンズ担当記者たちが
ナゴヤドームに集合していました。
その目的は、年に一度ナゴヤドームを舞台に繰り広げられる
草野球...、正確に言えば人工芝野球のためです。
新聞・通信社vsテレビ・ラジオのドラ番記者による交流戦。
東海テレビからはスポーツ部のディレクター2人と
元高校球児・斉藤アナとで参加しました。
今年は参加者が多く、ベンチには20人近い各局の面々が。
打順は?守備位置は??
収拾がつかないので某局のスポーツ部長さんに
「打順は若い順。守備は年長者から好きなところを選ぶことにしませんか?」
と提案したところ、そうしましょうとの返事。
では部長から、ポジション選んでくださいと促すと、
「いやいや、多分小田島さんが最年長ですよ」
46歳7ヵ月、衝撃の事実が発覚しました...。
そんなこんなで、この日の私は
17番(ぐらい)セカンドでスタメン出場となりました。
第1打席は4回の裏にようやく回ってきましたが...
肩口への死球
バットを1度も振ることはありませんでした。
守ってはセカンドとショートを守りましたが
ま~ったく打球が飛んでくることなく守備機会ゼロ
参加している実感があまりなかったのですが、
試合途中からは最年長だから、という理由だけで、
本家のドラゴンズばりに兼任監督と呼ばれ、
ピンチでの投手交代などそれなりに楽しんでおりました。
しかし、プレーヤーとしてのハイライトシーンが同点で突入した
延長戦でやってきました。
新聞・通信社チームが延長8回表に2点勝ち越し6-4で迎えた
その裏の攻撃は14番ぐらいからの下位打線...
というか、おっさん打線。
そんな平均年齢が40歳を超える下位打線が粘りを見せ、
1点返してなおも2死1・3塁、同点のチャンスで私に打順が巡ってきたのです。
カウント1ボール1ストライクからの3球目を強振すると、
打球は『∞』こんな形に歪みながら1塁方向へのゴロに。
バウンドするたびに右へ左へ...まるで漫画の世界!
ファーストとピッチャーが捕りにいきますが、この打球に翻弄され
結果、同点タイムリー内野安打となったのです。
失策もからんで2塁まで進み、
ベンチからの「監督!ナイスバッティング!!」
という歓声に応えながら
(ナイスな打球ではないけど、ちょっと嬉しい♪)
とほくそ笑む私なのでした。
なおも続いたサヨナラのチャンスは生かすことが出来ず、
今年の交流戦はドローということになりました。
外野の広さに驚嘆し、打席のアンツーカーの感覚にときめき、
内野から見える光景でプロ野球選手気分を味わい、
ついでに死球の痛さも体感できた人工芝野球。
野球好きの方にはぜひ体感していただきたいです。
お問い合わせは
ナゴヤドーム イベント部 草野球担当
052(719)9120 (平日10:00~17:30)
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