幾山河(いくさんが)、越える思いで聖徳太子
「593年聖徳太子が推古天皇の摂政となる」
という年号をこうして憶えたものです。
聖徳太子はコックさん、
というライトな語呂合わせもあるようですが、
聖徳太子の苦労した感じが偲ばれて、
個人的にはは、幾山河・・・派です。
さて、2015年のJリーグが開幕しました。
名古屋グランパスはホーム豊田スタジアムで開幕です。
開幕戦の相手は、今季からJ1昇格となった松本山雅FC
念願のJ1の舞台ということで、長野から大勢のサポーターが
豊田スタジアムにつめかけました。
まさに幾山河を乗り越えつかんだ山雅(やまが)の晴れ舞台ということで
アウェイ席は、
緑一色!
何度も豊田スタジアムへは取材に行っていますが
2階席までアウェイサポーターでいっぱいになった光景は初めて見ました。
声援と手拍子もぴったり合って迫力満点です。
一方の名古屋サイドは、
当然のように真っ赤。
赤と緑で季節外れのクリスマスのようです。
そんな盛り上がりの中、試合もヒートアップ!
松本が先制するも、1分後に名古屋小屋松のプロ初ゴールで同点。
後半立て続けのゴールで松本が3-1としましたが、
名古屋は闘莉王・ノバコヴィッチのゴールで再び同点に。
終了間際に名古屋がPKを得ましたが闘莉王が決められず、
3-3のドロー。
3対3、さんたいさん、サンタさん、から
両チームに勝ち点1の贈り物がありました・・・というゲームでした。
今季から2ステージ制が復活、
名古屋サイドからすると取りこぼしが許されない中、
2点差をよく追いついたとも言えますが、
勝ち点3を取り損ねたとも言える開幕戦ドローでした。
今季も山あり谷あり、幾山河を越えるシーズンになる予感。
シーズンの最後に、
「そんなせっしょうな・・・」というシーズンにだけはなりませんように。