悪い子はいねがぁぁぁ!
と、なまはげがお迎えする秋田へ行ってきました。
その手には
「カンパイ あきた!」のプレートが。
秋田産で乾杯を!というキャッチコピーのようですが、
ドラゴンズvsスワローズの取材、
そして『ドラHOT+』での中継リポートで出向いた身。
今年はロードで苦戦が続くドラゴンズということで
カンパイ⇒完敗...という、いや~な連想が巡るのでした。
なまはげに見送られて向かったのは
秋田県立野球場 こまちスタジアム
年に数度の野球開催ということで
東北のグルメ屋台が出てお祭りのような楽しい雰囲気です。
ドラゴンズにとっては2012年にジャイアンツと戦って以来
3年ぶりのこまちスタジアム。
2003年に完成したこのスタジアムは秋田らしさが散りばめられた球場で
照明塔が東北を代表する祭り『竿灯』をイメージしていたり
バックネット裏を覆う屋根が、米どころ秋田らしく『米粒』を模していたり
と、遊び心と実用性を兼ね備えた造りになっています。
そんなこまちスタジアムのマウンドで躍動したのが
吉見一起投手!
スワローズの小川投手との今季負けなし投手対決を制して
3勝目をあげました。
秋田名物風に言えば、
ランナーを出しても、バタバタもハタハタもすることなく、
いぶし銀ならぬいぶりがっこのように味わいのいある投げっぷり、
6回を投げて1失点と非の打ちどころがない、比のうちどころが内鶏、投球。
慣れないマウンドでしたが、まるで投げなれた自分の稲庭のようでした。
翌日は大野投手が
「調子の悪い子はいねがぁぁ」と
なまはげに追いかけられそうな内容でしたが、
打線の援護があって見事に連勝!
勝率を5割に戻したのでした。
件のキャッチコピー、今回ばかりは
「完勝!秋田」となり、
「カンパイ!飽きない!」
と美酒に酔いしれた秋田の夜になりました・・・