最終に間に合ったよ
0時ちょい前にドームを出るよ・・・
と歌いたくなるぐらい
野球LOVERな1日でした。
試合終了23時13分、試合時間5時間13分・・・
今季最長試合となった
セ・パ交流戦 オリックスvs中日の取材で京セラドームへ行っていました。
この試合はドラゴンズの
ドラフト1位ルーキー小笠原慎之介投手
2度目の先発試合ということで、
センターバックスクリーン脇のカメラ席で実況を付けるという仕事です。
勝てばプロ初勝利!
翌日のニュースや『ドラHOT+』などの番組、
そして、小笠原投手の足跡を振り返る度に使われるかもしれない、
栄えある、そしてプレッシャーもかかる仕事です。
試合は小笠原投手が苦しみながらも
3-2とリードを保って5回で降板。
つまり・・・勝利投手の権利を手にしているということです。
その後、祖父江・小川・山井とつないでリードを守り、
9回からは『Mr.ゼロ』こと田島慎二投手がマウンドへ!
開幕から無失点が続く田島投手、
ドラゴンズでは高橋聡文投手が持っている
31試合連続無失点という球団記録に並んでいて、
無失点ならば球団記録更新となります。
これは大変です!
小笠原投手のプロ初勝利の瞬間は
田島投手の球団記録達成の瞬間でもあるわけです!
コンパクトにその情報を網羅しながら表情などを的確に伝えなければ・・・
と、イメージを膨らませながら、9回のバファローズの攻撃が始まりました。
先頭ボグセビック、ファーストへのボテボテの当たり・・・
「ビシエドが転んでいる!あ~悪送球、
ランナー2塁まで行っちゃったぁ~」
もはや、実況ではなく、ただのファンの叫びになっています。
結局この回、同点に追いつかれ、
小笠原投手のプロ初勝利も田島投手の球団記録更新もなりませんでした。
この時点で時刻は21時40分。
テンション高めにしゃべっていた私に余力は残っていませんでした。
試合は1時間30分ほど続き、
延長12回、ドラゴンズが5点を奪って長い試合をものにしました。
試合後の取材を終え、京セラドームを後にしたのが深夜0時前
小笠原投手にとっては、初先発のホークス戦同様、
終盤白星がスルリ・・・という展開でした。
近そうでまだ遠い1勝・・・