葉の落ちた街路樹には電球が飾られ、イルミネーションが街を彩る今日この頃。
師走に入り、秋から冬へ、季節の移ろいを肌で感じるようになりました。
東海地方でも、場所によっては紅葉を楽しめますが、シーズンは終盤を迎えています。
そんな中、携帯電話で撮った2ヶ月前の写真に、こんな風景が写っていました。
10月中旬の、長野県南部の駒ヶ根市。
標高3000m近くある木曽駒ヶ岳の麓に位置する駒ヶ根。
湖畔に生える木々の葉は色付き、美しいグラデーションを成していました。
寂しくも美しい秋の寂寥感を漂う白樺の林。
足は、木曽駒ヶ岳に向かっていました。
と言いつつも、歩いてではなくロープーウェイですが...。
ロープーウェイの駅としては日本で最も高い所にある千畳敷駅へ...。
標高2650m。
、
麓から一変、360度雲に覆われ...
麓の紅葉とは別世界。
なんとも荒涼たる雰囲気...。
目の前に雄大に広がる千畳敷カール。
山地の斜面をスプーンでえぐったような地形が続いています。
視界も悪いため、千畳敷駅からさらに登るのは断念。
とにかく寒い!!
標高3000m級をあまく見ていました。
長袖シャツ1枚では、この寒さをしのげるわけもなく...。
秋の日の思い出でした。
今頃は、すっかり雪化粧してるんだろうな~。