「サンマ」と言いますと...
「秋刀魚」と書いて、秋の魚という印象が強いです...
根室のサンマ、気仙沼のサンマ、銚子のサンマ等
おもに東、北日本では落語「目黒のさんま」にでてくるような
脂ののったサンマが秋にとれます
しかし、三重県の東紀州地域沿岸では
冬にサンマが獲れます。
北海道東北沖のサンマが南下してきて、
熊野灘まで辿り着くわけですが...
長旅で脂はそげ落ち、痩せてスマートなサンマに
変身しています。
そんな冬のサンマをつかった伝統食が
東紀州地域にあります。
大学で水産学部出身の私...
魚のことなら任せてください!!
「さんま寿し発祥の地」の碑
熊野市内にある神社でみつけました。
大昔から東紀州地域で食されてきた伝統食「さんま寿司」
ただ、北と南でその作り方に大きな違いがあるとか...
こちらは、東紀州南部の熊野市のお店...
さんま寿司が店頭に並んでいました!!
まるまる1匹使い、頭はついたまま...
背中から開いています。
白銀色の腹の部分が照り輝いて美しい
青と黒色の背中の部分とのグラデーションも
目に鮮やかです。
そして...
続いて訪れたのは東紀州北部の尾鷲市のお店...
店頭に並んでいた「さんま寿司」
一見熊野市のものと似ていますが...
中ほどに背中の黒い部分が通り、
その両サイドが銀色の腹の部分。
頭もありません...
こちらは腹からさばいています。
どうして、
同じサンマ寿司でも近場でこんなに作り方が異なるのか??
そこには...
地域に根付く伝統食ならではの理由がありました!!
詳しくは...
2月7日(木)16:49~放送予定の
東海テレビスーパーニュース内の
「きにナール!」で
お伝えします!!