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2024.2.9

★最強の偏屈昭和男・古池正則 役 渡辺哲が登場!
“しーくん”と呼ぶベテラン俳優とエモい同期共演も決定!
★実は沖田家の舵取り役!? 萌を演じる大原梓 インタビュー!
中島颯太が大切にしている家族からの言葉とは?

沖田誠(原田泰造)が古い価値観をアップデートしようと奮闘するハートフルなホームコメディ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」。不器用ながらも着実にアップデートを続ける誠の姿やそれを手助けしていく五十嵐大地(中島颯太[FANTASTICS])の心に刺さるセリフが感動すると話題に!

あす10日に放送される第6話では…沖田家を支えてきた妻の美香(富田靖子)が積もりに積もった気持ちを抑えきれず、ついにキレてしまう。そんな美香の心の内を初めて知った沖田家の面々は美香のため“ある行動”に出る…
また物語中盤である第6話から、原作にはないドラマオリジナルキャラで、誠の上司・古池正則(渡辺哲)が登場。誠よりもさらに「偏見」に凝り固まった強烈な昭和男が、アップデートしかけた誠にさらなる難題を投げかける!

「おっパン」史上最強の偏屈昭和男キャラ・古池正則役 渡辺哲が登場!

古池正則ふるいけまさのり … 渡辺 哲

銀杏事務機器リースの古株で誠の先輩。
会社を大きくした功労者だが…
「おい、そこの女の子。お茶淹れにいかないと。気が利いてこそ女」
「もう少し男を立てるといい。そうすれば君を貰ってくれるやつも現れる」
その言動はほぼパワハラ&セクハラの超強烈キャラクター。

渡辺 哲 コメント

脚本を初めて読んだ時、心に残る台詞が多く、時間とともに変わっていく人間関係が面白いと感じました。そして「あ~、これ自分のことだ…同じハラスメントをやっているかも?こんな時代になっているんだ」とすごく勉強にもなりました。昭和の男が頑張って徐々にアップデートしていく姿は可愛くもあり逞しくもありました。古池は原作にはない役ですが、昭和の男が少しずつ地道に変わっていく様をご覧いただけると嬉しいです。この作品を終え、少しでも自分もアップデートしていればいいのですが(笑)
個人的には、一緒に初舞台を踏んだ、“しーくん”と台詞をかわしたのが嬉しかったです。

渡辺と初舞台を一緒に踏んだという誰もが知る
そのベテラン俳優“しーくん”とは…!?

渡辺と同期で、1975年に劇団を一緒に旗揚げした時のメンバーである俳優・佐野史郎

佐野はこれまでにも「最高のオバハン中島ハルコ」など土ドラシリーズにも度々出演しているが、今回、渡辺の出演にあたり、共演が見たいという松本プロデューサーからのオファーに対し、「哲くんと芝居できるなら」と快諾し、出演が決定した。今後、佐野はどこで、どんな役で登場するのか?
同期2人の息の合った共演シーンに注目だ!

物語も中盤を迎え、誠のアップデートと共に家族の距離も近づきつつある沖田家。そんな沖田家で誰よりも誠のアップデートに敏感なのが大原梓を演じる萌だ。そんな大原にドラマの現場で感じたアップデートエピソードについて聞いた。

実は沖田家の舵取り役!?萌を演じる大原梓 インタビュー!

ジェネレーションギャップを感じ
こんなに早く『年上』側になるとは…
アップデートしなきゃと思いました

「沖田萌」を演じて感じたことは?
台本を読んでいる時にはあまり感じなかったですけど、実際に萌として誠、美香、翔と言葉を交わした時、とても無意識的なところで空気感を感じ取りながら話しているなと思いました。萌は周りをよく見ていると思いましたね。
誠がアップデートしていくと共に家族の距離も少しずつ近くなっていきますが、具体的に演技で意識したところはありますか?
誠のアップデートをしようとする姿に家族の中で一番早く気付いたのは、たぶん萌だと思っています。誠がどんどんアップデートする姿も敏感に感じ取っていて、変わっていく家族のバランス感や空気感を萌が保とうとしていると感じました。誠がアップデートし始めてからは、特にそこのバランス感や空気感を強く意識しました。
「沖田萌」と似ている部分、異なる部分を教えてください。
似ている部分は、周りに敏感なところです。萌と一緒で私の性格も周りに敏感な部分があるので似ていると思います。異なる部分は、何か一つのことに夢中になるところです。何かを夢中で追いかけるということがなかったので、その部分はちょっと違うなと思いました。
ちなみに萌ほどじゃなくても「これが好き」というものはありますか?
萌ほどではないですけど…コーヒーを飲むことが好きです。コーヒー豆を選んで買って、ドリップして飲むことが好きで、毎朝、父がコーヒーを飲んでいたので自分も飲めるようになりたいと思って飲み始めたら、豆を焙煎しているお店に行って選んで試飲してと…どんどんハマっていきました。全然オタクと言えるほどではないんですけど。(笑)あともう一つはフィルムカメラで写真を撮ることです。周りの人たちがフィルムカメラで撮った写真をSNSにアップしていて、いいなと思って自分も始めました。
自分の常識がアップデートできていないなぁと感じることはありますか?
撮影中のことですけど、翔と話をしていて「イナバウアー知ってる?」と聞いたら「知らないです…」と言われて(笑)。「知らないんだ…」と、とても驚いたのを覚えています。私は24歳ですが、私たちの世代が当たり前に思っていることを下の世代も当たり前だと思わないように気をつけようと思いました。でも振り返れば私も年上の方と話をしている時にジェネレーションギャップを感じた場面もあって、「えっ!?知らないの?」と言われた時に「知らなくてごめんなさい…」という空気になりましたね。こんなに早く私が年上側になるとは思ってなかったので、発言はもちろん、話す時の態度も気をつけるなど、アップデートしなきゃいけないなと思いました。

中島颯太が大切にしている家族からの言葉とは?

五十嵐大地の言葉が心に刺さるとSNS上で反響を呼んでいる「おっパン」。
そんな大地を演じる中島颯太が家族からかけられて大切にしている言葉とは?

座右の銘は「なるようになる、ええようになる」。
これは両親からかけられた言葉です。

中島 僕は関西出身ですが、座右の銘は「なるようになる、ええようになる」。これは両親からかけられた言葉です。自分の道を進むときも、誰かのために行動するときも、「なるようになる、ええようになる」と思えば、本当にその通りになると教えられました。今でもこの言葉を大切にして色々なことに前向きに取り組んでいます。そのほかには、言葉ではなく曲になりますが、「BEGIN withアホナスターズ」さんの「笑顔のまんま」という曲がとても好きです。元々、芸人さんも大好きなのですが、Dメロにある「僕が笑いを君にあげるから 君の笑顔を僕にください」という歌詞には芸人としての想いが込められていると思うのですが、もしこれがアーティストなら『自分の歌を届けるからみなさんの笑顔をください』ですし、俳優だったら『自分の演技を届けるからみなさんの笑顔をください』だと思います。今回「おっパン」でも演技という部分で誰かのためになっていると思いながら取り組みました。

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