幻の梅雨前線と東海地方の梅雨入りは!
今日の最高気温、名古屋25.5℃、岐阜24.7℃、津24.9℃と名古屋と岐阜は昨日より2~3℃下がり、三重は昨日と同じ、各地平年並の値でした。
今日(27日頃)、九州、中国、四国で梅雨入り(したと見られると)発表。平年より4日から11日も早い発表となりました。
東海テレビ玄関前、午後5時頃のお天気ボードです。気温快適、南風が4m/sと強め、湿度48%と先週より上がってきました。
今夜9時の予想天気図です。等圧線混み合い、南風が強く入る流れ。この南風が雲の素です。
週間予報です。連日の雨や曇り予報で、明日(明後日)の東海地方梅雨入り発表は間違いないでしょう。30℃を超える日はない予想ですが、湿度が上がってくるので熱中症への注意は変わらずお願いします。梅雨入り早く、明けは平年並(7月21日頃)の予想で、長い梅雨となりそうです。6月上旬と梅雨末期の2回雨のピークがある予想。
2000年以降、昨年まで毎年、近畿と東海は同日の梅雨入りで、今年も明日両地方での梅雨入り同時発表の可能性が高い。(この1文は放送で話したが書き忘れたので追記)
明日午前9時の予想天気図です。梅雨入り発表には春一番や木枯らし1号等のように細かいクリア条件や定義がありません。気象台の匙加減といえますが、天気図上に梅雨前線が描かれていない梅雨入り発表も珍しいと感じました。前線も気象庁の予報官が引きます。民間気象会社では気象予報士が引くこともあるでしょう。梅雨前線なし、梅雨入り発表に中央と地方の意図のズレがあったのかどうかはわかりませんが、相当温位予想図からズバッと梅雨前線を引いてみました。これがあると、九州から中国、四国の梅雨入りも理解しやすいと思うのです。
最後に(本当に)お天気のあらすじです。明日は曇り、午後雨の所も。入梅間近です。いつ入るの?明日でし・・・。ではまた明日!