EU向けの自動車部品等が大幅減…去年の中部国際空港からの輸出額が2年連続で減少 前年比13.8%減
中部国際空港からの輸出は2年連続で減少しました。新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込みました。
名古屋税関によりますと、中部国際空港の去年の輸出額は8049億円で、前の年に比べて13.8%減り、2年連続の減少となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、ヨーロッパで自動車工場が一時操業停止となり、EU向けの自動車部品などが大幅に減ったことが影響したということです。
その一方で、去年12月の輸出額は、前の年の同じ月に比べて増加していて、秋以降は回復傾向だということです。
また去年の輸入額は、航空機部品などが落ち込み26.3%減り、4年ぶりの減少となりました。