203円のカップ麺は108円…『ブックオフ』で賞味期限迫った食料品を格安販売「リユースという同じ志で」
まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」が社会問題となっています。古本や中古CDなどの買取販売を行うブックオフの一部の店舗では、賞味期限の問題で出荷されなかった「まだ食べられる食品」を業者から買い取って格安販売しています。
■ブックオフで格安販売…賞味期限の問題で納品されなかった食料品
名古屋市中区栄の「スカイル」の8階にある「ブックオフ スーパーバザー 栄スカイル店」では、食料品が販売されています。
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エスカレーター乗り場の目の前に設置された「食品ロス削減コーナー」では、賞味期限の問題でメーカーや卸売業者が納品できなかった食料品を「ワケあり商品」として販売。
この日は、203円のカップ麺が108円、238円のパスタソースが159円、307円の鍋つゆが159円と、50品以上が3割以上安く販売されていました。
女性客:
「賞味期限が近いってちゃんと説明もしてあったので。すごくいいこと」
なぜブックオフは、このような取り組みを始めたのでしょうか。
ブックオフの店長:
「ブックオフは、そもそもリユース業。食品のリユースということであれば、同じような志や方向性ですのでいけるんじゃないかと」
この取り組みは全国の様々なブックオフで行われていて、東海3県では「栄スカイル店」、岐阜県の「北方店」、三重県の「1号四日市日永店」で行われています。