友に教えられ。

応援しています!.JPG大学時代、「アナウンス研究会」というサークルに在籍をしていた事から系列内外のアナウンサー仲間に恵まれている私。

福島の局ででキャスターを務めている同期の友人にメールを送信した。「心配している。何も出来ない己を恥じたり悔やんだりしている」

深夜1時を過ぎていたにも関わらず程無く返事が届いた。「大丈夫。こうして心配してくれる友と、視聴者の県民に励まされてる。好きでテレビに出てるのに、『ご苦労様』なんてメールを頂くと、こっちこそ踏ん張らねばと力をもらった。
森脇は何も出来ないなんて思わないで欲しい。このメールこそ、俺を支えてくれてるから。俺を支えてくれると、回り回って福島県民が支えられる事になってるから。
俺はテレビに出て伝える事しか出来ない。でも今大事なのは、自分の出来る些細な事を続ける事。会社でも総務が仕出の手配をしてくれたから安心して働けた。それで良いんだ。
森脇には東北の知人を励まして欲しい。諦めるなと。
俺もぎりぎりまで県民と一緒にいたい。踏ん張りたい。そういう俺を応援してもらえたら嬉しい」

福島は彼と一緒にサークルの幹事として合宿を行った場所。縁あって就職したその地にどっしりと根を下ろした友の一言一句がまぶしかった。

私とてテレビを通じて「アスリート力」やスポーツの感動を伝えることしか出来ない。「自分の出来る些細な事を続ける事」を精一杯続けたい。